よく分かる低血圧

低血圧の改善

低血圧を改善する前に、何らかの病気が原因で低血圧になっているのかどうかを確認することが大切です。


もし、病気によるものであれば、低血圧よりも病気の治療を優先して、病気を治すことが低血圧を改善することに繋がります。


特に病気も見つからず血圧が低いという場合には、自分がどんな時に低血圧になっているのかを知る必要があります。


また、身体的な病気だけでなく精神的な病気によって、血圧が下がる場合もあります。

日常生活から改善する

低血圧は、投薬によって無理に血圧を高くするものはなく、規則正しい食事・日中は適度に日光を浴びる・夜更かし・寝不足・運動不足を避けるなどの生活リズムを規則正しくすることで、自律神経を整え改善することができます。


ただし、無理せず自分のペースで徐々に改善していくことを目標とし、精神的ストレスにならないように心がけて下さい。


起立性低血圧の場合には、体質の改善の他に予防として、立ち上がる際や体勢を変える時など、急激には動かず、ゆっくりとした動作を心がけることで血圧から来る立ち眩みの回数を減らすことができます。

食事

無理なダイエットからくる低血圧があります。


食べないで痩せるダイエットは避け、朝食を必ず摂るようにし、少量でも三食を摂るようにすることで、生活リズムを作りやすくなります。


低血圧に効果のある食べ物として、イワシの丸干し・かぼちゃの種・納豆・ココナッツなどの滋養のあるものや、新陳代謝を活発にしてくる生姜のほかに、お茶・紅茶・コーヒーなどはカフェインにより、血圧を上げる効果があります。

嗜好品

タバコは、急激に血管を収縮させ、血流を悪くさせてしまいますので、控えることで低血圧の改善になります。


アルコールは、血行を良くして血圧を上昇させるイメージがありますが、実際には血管を拡張させ、血圧を低下させてしまいます。


低血圧の場合には通常よりも血圧を低下させ逆効果となってしまいます。

運動

散歩やストレッチなど短時間で簡単にできる運動や、ウォーキングや水泳など足を使う運動は、下半身の筋肉を鍛えられることにより血流も良くなります。


運動の際には、脱水症状にならないよう水分を取ることと、運動を急激にやめると起立性低血圧を起こすことがあるので、ゆっくりと運動を終えるように注意が必要です。

入浴

熱めのお湯に肩まで入るだけで血行は良くなりますが、もっと効果的な入浴方法として、温水と冷水に交互につかる「温冷交代浴」があります。


熱めのお湯に2分つかり、手足に冷たいシャワーを10秒ほどあてることを5回ほど繰り返すことで、皮膚が温度変化に刺激され血管が収縮を繰り返し、収縮力が上がり低血圧を改善することになります。


また、生姜をスライスしたものを布袋に入れてお風呂に浮かべることで、低血圧の症状の一つでもある、冷えや筋肉の疲れを改善できます。

身体を刺激して改善する

生活習慣の改善以外に、身体の外から圧迫することにより、交感神経を刺激し血管の収縮を促し、血圧を上げる方法として、ストッキング・サポーター・腹巻・ベルトを少しきつく締めるなどが、普段の低血圧だけでなく起立性低血圧にも効果があります。


ただし、圧迫しすぎた場合には、足のむくみの原因となることがあります。

肩こりの解消

肩こりは、血液循環が悪くなっている状態なので、仰向けの状態で頭を少し浮かせ、首から足の先までを伸ばし、5秒ほど保ち身体の力を抜くのを10回ほど繰り返すだけで、首の後ろの筋肉をほぐし、肩まわりの血行が良くなり、楽になります。

乾布摩擦

乾いたタオルなどで毎日10〜15分間、全身の皮膚を刺激することで身体が温まり、血管が収縮することで血圧が少しずつ改善されていきます。

針治療

座っている状態で、息を吐く最中に針を浅く刺すことで、自律神経が刺激され身体が活性化し、だるさ・疲れ、筋肉痛などの症状を軽減していくことができます。

ツボ

低血圧の症状を和らげる方法の一つとして、ツボを刺激すると効果があります。


身体のだるさなどの症状には、
湧泉(ゆうせん)・足三里(あしさんり)
冷えの症状には、
三陰交(さんいんこう)・太衝(たいしょう)・湧泉(ゆうせん)
不眠の症状には、
失眠穴(しつみんけつ)・百会(ひゃくえ)・外関(がいかん)
ストレスなど症状には、
三陰交(さんいんこう)・行間(こうかん)
動悸・息切れなどの症状には、
太敦(たいとん)・神門(しんもん)
眩暈・立ち眩みなどの症状には、
聴宮(ちょうきゅう)・けい脈・平衡器管区(へいこうきかんく)などのツボを刺激すると効果があります。
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